こんにちは、こんばんは。shijimaです。
タイトルの通り、『空の境界(作:奈須きのこ、講談社)』という作品と私自身との関係について、少し前に色々と考えることがありここに少し残してみます。
空の境界のネタバレもあるので、見ていない方は注意してください。
私のTwitterを見ている方は知っている方もいるかと思いますが、そもそも型月との出会いは空の境界が最初でした。
当時中学三年生。非常に多感で思春期真っ只中でしたが、家庭の中で色々とあり、居場所に彷徨いだいぶ塞ぎ込んでいた時期でもありました。今から見ても人生ドン底です。
そんな中で当時から梶浦さんが好きだったこともあり、そこから空の境界に辿り着いたのは必然でした。第7章までの劇場公開がすでに終わっているタイミングだったのですが、第1章から見始めたらまあドンピシャで。あの空気と世界観にどっぷりとハマってしまいました。
原作が小説だと知り、学校の図書館で調べたらなんと上下巻揃っていたのですぐに借りて読み、奈須きのこの文章と内容に痺れ、再び映画を見て、サントラを聴き、再び小説を読み……で、当時は本当にどっぷりでした。
で、当時から第3章が大好きでして。先日劇場で全章リバイバル上映をやるということで、なんとか3章だけでも……と見てきたんですが、やっぱり好きだなぁ……と。
どうしてこんなにも惹かれるのかと色々考えたのですが、この章のヒロイン浅上藤乃の生への渇望を非常に感じるからなのかな……と思いました。
こんなところなので言ってしまいますが、私自身、家庭で色々あってから特に生への執着とか渇望が非常に薄く、今も「長生きはしたくないな〜」と思っているくらいで。なので隣の芝生は青い、ではないですが、あんなにも生きることに対して渇望があるのは、生きてる、という感じがしてとてもいいなぁ……と少々羨ましく思うところがあります。あんな風には自分は生きられないので。
空の境界という作品全体的にですが、主人公である両儀式は直視の魔眼を持っているが故に、最も死に近い存在とも言えるのですが、作品の内容自体は生死を尊び、非常に生きることに貪欲で、未来を見ている、でもボーイミーツガールなお話だと思っていて、そこのアンバランスさというか、危うさというか、そういうところにもきっと惹かれているんだろなと思っています。
長年、じっくりと熟成された感じで空の境界のことは大好きで、大事にしまっておきたい青春の一ページのような存在だなと。
何度か空の境界の二次創作を書こうとしたこともあったのですが、設定が難しいのと、あまりに原作と劇場版が好きすぎて書けないなとなって止めたくらいで。
なかなかこんな作品に出会うこともないですし、今後そんな作品に巡り合うことがあるかどうかも分からないですが、これからも大事に抱えて生きていきたいと思える作品です。
shijima
カテゴリー: 日々
願わくば宝石のような日々を*2020年12月発行弓凛本の話*
イベントが終わり、今になってようやく少し落ち着いたので書きたかった記事を書いています。
shijimaです。
12月末に発行した弓凛本の話ができていなかったので、今更ですがしたいと思います。
さて、初回はBOOTHのみ、そしてイベントで先日ようやく出せた初めての弓凛本「散りばめた宝石集めて」、お手に取ってくださった皆様、改めてありがとうございました! 初ジャンルなのもあり、読んでくださった方からどんな反応、感想があるだろうかとそわそわしていました。
発行部数もキリアスの半分以下といつもより少ないのですが、それでも感想をいただける機会が何度かあり大変ありがたく、そして嬉しく思います。いただいた言葉一つ一つが、今も糧になっています。
Fateは言い回しが独特だったり、専門用語や設定が多かったり複雑だったりして、個人的には非常に難易度が高く色々苦戦しながら執筆していました。特にアーチャーのあの皮肉っぽい言い回しとか、気障な台詞だとか、あまりやりすぎてしまうのも微妙なのでどこまでならいけるだろうかとすごく考えながら原稿を書いていた記憶が……。凛の台詞とのバランスもなかなか大変でした。
本の内容についてはあとがきに色々書いたので割愛して、表紙の話を少し。
弓凛の再録本、ということもあり、アーチャーと凛のイメージであの表紙を作りました。最初は青のグラデーション一色で考えていたのですが、なんだか締まらず、アーチャーの固有結界のイメージで茶色系を足しいい感じの雰囲気に。なかなか綺麗にできたなと自分では思っています。
あとはタイトルの文字をこれまで加工したことがなかったので、小さな宝石の素材を作り文字に入れてみました。小さいので細かいところまで見れないですが、いいアクセントになってくれたなと。
宝石の数は今回赤いのが一つですが、再録本をまた出すことになったら一つずつ増やす予定でああなっています。どうなるかは分からないですが、再録本がまた出せるくらい色々書きたいですね。
本のタイトルですが、細かなコンセプトがなくただただ再録だったのでこのタイトルに、というような話をあとがきには入れました。
それももちろん理由の一つではありますが、もしもアーチャーと凛、二人が一緒に過ごせる、生活ができる世界なのだとしたら、宝石のようにきらきらとした日々を過ごして欲しい、という意味も込めてこのタイトルにしました。
その世界で二人が付き合うのか、付き合わないのか、凛が最期を迎えるときアーチャーはどうするのか……。色々考えればきりがないですが、そんな中で聖杯戦争中は絶対にできないであろうただただ平穏な時間を過ごして欲しいな、という推し大好きな人間からの願いだったりします。
先日発行したばかりの弓凛本についても、またしばらくしたらこういった形で少し書きたいと思いますので、その時はまだブログを覗いていただけると嬉しいです。
次の弓凛本は、予定では来年2月か10月に合わせて出したいコンセプトの話があるので、仕事やそれ関係の勉強の合間を縫ってまた少しずつ書ければいいなと思っています。それまでにPC版Fate/snのHFとhaもクリアしていたい……。HFは今10日目くらいなのでさすがに全クリしてるかな?
私の小説、本を楽しみにしてくださってる方がいらっしゃれば、しばらくお待ちいただければ幸いです。
shijima
SUPER TOKYO FES.2021(るーしこ)ありがとうございました!
いつもありがとうございます。shijimaです。
さて、本日5月16日(日)はSUPER TOKYO FES.2021に参加させていただきました。こんな状況下にも関わらず、サークルスペースまでお越しいただいた方はありがとうございました! また、差し入れもありがとうございました! 仕事や作業のお供にいただきます。
ブログできちんとお知らせするのを忘れていたことに今気付きましたが、無事に新刊も出すことができて一安心しています。Twitter等で進捗を見守ってくださった方、応援してくださった方のおかげでなんとか心折れずに頑張れました。いつも本当にありがとうございます。
Fateシリーズのオンリーは今回初めてのサークル参加ということもあって、どんな雰囲気なんだろうかと少し緊張しながらでしたが、色んな方に直接本をお手に取っていただけたり、温かい言葉をいただいたり、Twitterで知っている方に直接ご挨拶できたりと、とても楽しませていただきました。
やっぱり対面でないとなかなか話せないことも多く、対面だからこそ盛り上がれる話もたくさんあるなと改めて思った一日でした。リアルイベントは、webイベントとは全く違う魅力と活気に溢れる場で、その空気に触れることで元気をいただけるなとも思ったり。
先月末は突然ビッグサイトが使えなくなったりもしたので一時はどうなるかと思いましたが、今日無事に開催できて、参加できたので本当に良かったです。運営、関係者の方々にも感謝感謝です。
通販で新刊をお求めの方へはまだ発送できていませんが、本が読み終わったらリプライやDM、マシュマロ、BOOTHのメッセージ等で感想をいただけると大変嬉しいです。感想はいついただいても嬉しいので、既刊の感想もお待ちしています。
次は9月にあるソウル・シンクロ(SAOオンリー)になりそうな気がしますが、新刊が出せるかどうかは不明です……。申し込みもまだしていませんが、もし参加することになったらまたコピー本でも出せるようにしたいと思います。
なお新刊の通販についてはツイートもしましたが、色々手違いがありBOOTHに在庫追加がまだできない状況です。お知らせは随時Twitterで流しますので、お手数ですがチェックいただければと思います。
では、また書きます。
shijima
ソウル・シンクロ第6層ありがとうございました!
イベントが終わってからもう三週間くらい経ちますか……?
書こう書こうと思っていたら何もできずに時間だけが過ぎておりました……。
お久しぶりです。shijimaです。
さて、3月13日(土)はSAOオンリー、ソウル・シンクロ第6層でした。サークル参加はいつぶりだろうかと思い返しながらこれを書いていますが、二年前のソウル・シンクロ第2層が最後だったようです。
なかなかイベント開催も参加も難しい状況下ではありますが、無事に参加し、そして無事に終われたので安心しております。
また、そんな中にも関わらず、当日スペースまで足をお運びいただいた方はありがとうございました。作った本を直接お手に取っていただけるのは、やはり通販でやり取りさせていただくのとは別の感動や嬉しさがあり、とても温かい気持ちになりました。
当日残念ながら足を運べなかった方の中には、通販をご利用いただいた方もいらっしゃると思いますが、そちらもありがとうございました。コピー本ではありましたが、新刊をお手に取っていただけて、中には感想まで送っていただけて本当に嬉しかったです。
次は5月16日の東京るーしこに参加します。こちらはFateのオンリーイベントとなります。イベント申し込みまでしているので、あとは新刊を頑張って出すのみ……。
3月中は仕事が非常に忙しく、小説を書けるような思考能力があまり残っていなかったこともあり、実はまだまだ執筆中ですが、なんとか出せるように頑張ります。こちらは脱稿してからまた色々お知らせできればと思っています。
5月のイベント参加後はまた来年まで参加予定はありません。仕事の方で色々と動きがありバタバタしそうではありますが、またTwitterやサイト等でちょくちょく小説を上げられればいいなと思っております。
それから昨年末に発行した弓凛本の表紙の話もずっとしたくてできていないので、そちらも落ち着いたらブログに書きたいと思います。
shijima
明けましておめでとうございます
2021年、明けましておめでとうございます。
色々とバタバタしていたらすっかりブログの更新が遅くなりました。
今年も活動スタンスは変わらず行きますが、どうぞよろしくお願いいたします。
大晦日のFate特番をリアルタイムで視聴していたのですが、ビッグニュースがあまりに多すぎて私は元旦初日から興奮したまま朝5時まで起きていました。おかげで初日の出は見れていません。ちなみに夢を全く見ていないので初夢もまだです。
私もFGOユーザーで千子村正の実装をずーーーーーーっとまっていた身なので、今回の実装は本当に嬉しくて嬉しくて……。絶対に引く気で課金しましたが、悲しいことにまだ来ません。次は8日にピックアップが待っているのでそれまでに石を貯めて今度こそ引きたいところであります。
そして!!!! 月姫!!!! リメイク!!!! ようやく!!!!
2009年頃に空の境界に触れたのが、私にとっての型月の始まりでした。月姫のアニメ見て、コミカライズ読んで、と触れたのもたしか一昨年か昨年くらい……とにかく最近の話なので、そこまで古参ユーザーではないのですが、コミカライズを読んでやっぱり原作がものすごくやりたくなったので、リメイクが出るのをずっとずっと待っておりました。
半月版、歌月十夜の頃からのユーザーさんは、それこそ二十年くらい待っていたと思うので、嬉しさと「ようやく!!」という気持ちと、様々抱えていらっしゃるのではないかと想像しています。TLでも古参の方が喜んでいらっしゃるのをちらほら見かけたので、私も嬉しくなりました。
リメイクなので、R18シーンはカットですし、その他色々と変わっているところはあるかと思いますが、夏にプレイできるのをそわそわしながら待ちたいと思います。ゲームハードはSwitchもPS4も持っているので、どちらで買おうか悩みどころですが……いっそどっちも購入してしまおうかとか思ったり。
発売するまではPV見てそわそわしていたいと思います。
さて、創作活動の方の話をしますと、現在は弓凛本の原稿を進めているところであります。一応5月のるーしこ東京合わせを目標にはしていますが、緊急事態宣言の話もあり、世の中の状況によってイベント参加までできるかは怪しいところです……。何もなければ参加する予定です。
3月のソウル・シンクロは申し込みもしているので、イベントが延期や中止になったり、自分の体調が悪くならない限り参加します。新刊は作れないのですが、コピー本で何か頒布できたらいいな……と思っております。
世の中が落ち着かないまま新年を迎えてしまいましたが、今年はきっと、昨年よりはいい方向に進むことを信じて、マイペースに創作活動の方もしていきたいと思います。今年も仕事が忙しいことが確定しているので、生きることを最優先に……。
あなたにとって、今年が素敵な一年になりますことを願って。
shijima
Fate/stay night聖地巡礼@神戸
前回のブログを見たら約一ヶ月前に書いていました。
お久しぶりになります。shijimaです。
ただいま弓凛本の原稿真っ只中で、ひぃひぃ言いながらなんとか進捗しております。やや進捗状況に遅れが出ているので、ヒヤヒヤしておりますが……。ようやく本文も半分くらい執筆が終わったところなので、なんとか頑張りたいと思います。
さて、そんな中ではありますが、先日神戸まで聖地巡礼の旅に行って参りました。本当は4月末に行く予定でしたがこんな世の中の状況もあり断念し、今回ようやく行くことができました。ちょうど神戸市とのコラボイベントもやっていたので、タイミングが良かったです。
神戸自体も初めて行ったのですが、さすが港街。かなり栄えていましたね。都会だ……とは思いましたが、東京の栄え方とも違うと思ったのは、高層ビルばかりではないのと、北野異人館街を始めとした古い街並みがまだ残っているからでしょうか。開けた港がある……というのも大きい気がします。
とにかく、キツキツスケジュールで行ったわりに気持ちが和らぐ、濃密な時間であったように思えます。
足を運んだ場所の写真も少し……。
まずは遠坂邸の居間のモデルとなっている『うろこの家』。
見た瞬間に「居間だ……推しの家の居間がここにある……」と、なんとも語彙力のない感想が真っ先に頭に浮かびました。
アンティークな家具の重厚感と雰囲気がとにかくすごくて、しばらく見入ってしまいました。写真も気付いたらそれなりに撮っていました。
きっとどこかの弓兵さんが毎日手入れしてるんだろうな……。
続けて遠坂邸外観のモデルとなっている『風見鶏の館』。
こちらもほぼそのままモデルになっているので「推しの家……推しの家に入れる……」と興奮気味でした。……いや感想が酷い。
Fateの聖地としては非常に有名だということもあるためか、中にはサーヴァントや凛や士郎を始めとした登場人物を折り紙で作った人形もたくさん飾られていて、Fateファンとしては嬉しい限りでした。ちょうどHFの時期なので、士郎と桜の人形が真ん中に並んで飾られていたりもして良かったです。もちろん、赤い主従もかなりたくさん並べて飾られておりました。ありがとう……ありがとう……。
イベント期間中ということもあり、中には凛とアーチャーの等身大パネルも設置されておりました。
凛とアーチャーが風見鶏の館について案内している音声ガイドもここで流れていましたが、ガイドの終わりの方でナチュラルにいちゃつかれたので私は無事に召されました……。なんつーものを公式で出してくるんだありがとう……。ガイド聞いてからしばらくテンションがおかしくなりました。
等身大パネルはここだけでなく、神戸市内のコラボしている施設あちこちに設置されておりました。うろこの家やポートタワーの方にはセイバーや桜やイリヤ、ライダーや慎二などなど、他キャラクターのパネルもたくさん設置されていて、ありがたい限りです。
そして、Fateといえば絶対に外せないであろう場所にも。
冬木大橋のモデルとなっている『神戸大橋』です。ここはもう本当にそのままでした。
夜と昼に写真は撮りましたが、とりあえず夜の方を。
周りは公園と港だけというのもあり、夜は非常に静かでした。橋を通る車の音と、海の波がコンクリートを打つ音が時折聞こえるくらいで。
そんな中ライトアップされた橋と、川や海の向こうに見える夜景が本当に奇麗で、すごく心が落ち着く場所でした。
今回ありがたいことに色々とご縁もあり、出会いもたくさんあったりして本当に濃厚な、充実した聖地巡礼の旅ができたかなと思います。
でもまだまだ行きたい場所もあるので、また神戸まで足を運びたいなと思います。あとは、他の地域にも聖地があるので、今度はそっちにも……。
聖地で色々なエネルギーを貰えたので、もうしばらく原稿頑張りたいと思います! 早くきちんとお知らせを出すためにも……!
shijima
原稿合宿に行ってきました!
こんばんは、shijimaです。
たまには近況報告っぽいものも書いてみようかと思い、久々にブログ更新してみます。
さて、実は9月19日(土)から二泊三日で、SAO創作界隈で知り合った某お方と原稿合宿に行っておりました。――まあ、SAOで知り合ったものの、今回の原稿は二人とも全く違うジャンルですが。
合宿の場所は一応伏せますが、原稿合宿では有名なお宿です。
合宿期間中、私は12月末に出すはずの弓凛本の原稿をひたすらやっておりました。進捗具合はあまり芳しくないですが、それでも家でやるより遙かに進みました。
合宿で今回使わせていただいたお宿がもう最高に良くて……。
女将さんや従業員の皆さん本当にいい方ばかりだし、ご飯は美味しいし、原稿に必要な設備が整いすぎててビックリしたし、お風呂もゆっくり入れて、布団もふかふかで……。このまま一ヶ月くらい籠もって合宿したくなりました。……仕事があるので当然無理ですが。
このご時世なので、コロナ対策も本当にしっかりやってくださり、とても安心して過ごせました。
またぜひ原稿をやるときには利用したいですね。改めてこの場でお礼を。
お料理の写真もたくさん撮りましたが、全部スマホで撮っていてPCに移動させるのがなかなか面倒なのでご勘弁を。ほぼ毎食Twitterの雑多アカウントの方で上げてはいたので、気になる方はそちらを覗いてみてください。
原稿の話に戻しますが、内容はサイトにupしたお話いくつかに大幅加筆修正したものをまとめた本になりそうです。書き下ろしもできれば入れたいところですが、再録分の加筆修正の進捗次第かな……というところであります。
今現在も一部加筆を進めているところですが、すでに3000字以上の加筆をしているので、サイトに上げたお話からかなり変わった状態で本になるかと。
進捗ノートも一応あって、忘れなければ進捗ノートの方に進捗具合を書いていくはずですので、たまーーーーに覗いていただければ進捗が見えます。多分。
★弓凛再録本進捗ノート:https://shinchoku.net/notes/51006
印刷所も先日ようやく決めて予約し、入稿日も確定したのでとにかくそこを目標に頑張ります。
ただ仕事もかなり多忙なので、どこまで原稿に時間と体力を割けるか判りませんが、体調には気をつけながら原稿を進めていければ……!
また何かのタイミングで、ブログなりTwitterなり更新したいと思います。
shijima
春は来る、そして逝く――。 ※HF第三章ネタバレあり
ようやく桜が咲きましたね。shijimaです。
本日、2020年8月15日(土)は『劇場版 Fate/stay night [Heaven’s Feel] III.spring song』公開日です!
本当に、この日をずっとずっと心待ちにしておりました。改めて、公開おめでとうございます。
私はライブビューイング付き上映を見て参りました。
私が初めてFateに出会ったのは2011年に放送されたTVアニメ「Fate/Zero」でした。有名なタイトルだったので当時からFateという作品の存在は知っていましたが、「青い金髪の女の子がセイバーって子」くらいの知識しかありませんでした。過去の英雄云々という設定もよく分かっておらず。
というのも、あまりに人気がある作品は自分と相性が悪いことがかなり多く、あまり進んで見ようと思えなかったためです。
Fate/Zeroは、当時からずっと好きな作曲家の梶浦由記さんが音楽担当するということで、梶浦さんが担当するアニメなら面白いだろうと、そこだけで視聴を決めました。
そこで純粋に面白かったというのがあり、その後のufotabel版UBW、プリズマイリヤ、と手を出し、今回のHFへと繋がってきました。
どっぷりと、今のようにFate/stay nightの世界にハマったのは劇場版HF第二章がきっかけです。二章を劇場で見ているときに突然弓凛にハマり、それがきっかけでstay nightの原作ゲームにも手を出し、コンプリートマテリアルや同人誌等の書籍にも手を出し、果てに滅多に手を出さないBD Boxにまで手を出しました。早々にバレンタイン弓凛小説も書いていたような気がします。なぜそこから書いたと今なら問いたいですが……。
あの後5月のスパークで弓凛オンリーが開催されたので、なんてタイミングのいいときにハマったんだ……!と舞い上がって弓凛サークルさん駆け回って買い物したのもいい思い出です。あの時のアンソロジーと共に買ったパスケースは現在進行形で使っております。使いやすいデザインで大変ありがたいです……。
……話がやや逸れましたが。ハマってからの勢いは自分でも驚くくらい凄まじいもので、Fate/stay night[Realta Nua]とFate/hollow ataraxiaをやるためだけにPS Vitaを購入し、それから約一年でどちらもコンプリートしていました。いや……勢いってすごいですね、本当に。
HF三章が始まるまでにHFまで全部クリアしようと昨年末必死にやっておりましたが、今日、実際に本編を見てきて、レアルタではありますが、最後までクリアしていて本当に良かったなと思えました。
三章でどこが良かったと聞かれると全部としか言いようがないのですが……。というか、あまりの情報量にすでに忘れかけているところもあったりするのであれですが……。
まず、監督が須藤監督で本当に良かったと思えました。須藤監督の桜への愛、そして作品への愛が本当にすごくて、あれだけ長いシナリオを三章合わせて6時間のアニメーションでよくここまでいい形で描いてくれたなと。
毎章毎章、予想以上の内容、クオリティで作ってくれてはいましたが、三章は本当に、今までの章以上に胸に迫るものがありました。
監督を始め、アニメーター、スタッフ、キャスト、そして多くの関係者の方、素敵な作品を本当にありがとうございました。
私は上映開始直後からエンドロールまで泣きっぱなしで目がやや腫れぼったい上に頭が痛いです。ここまで作品で泣いたことはない気がします。
三章本編ですが、まず姉妹の話。エピローグで凛と桜が世界を巡っているシーンが本当に良くて……。あれは原作でなかった描写だったのでびっくりもしましたが、「姉妹としての時間を少しづつ取り戻しているんだ」というのがストレートに伝わってきて、本当に良かったと涙していました。手を繋いで歩いている描写もあってこちらが幸せな気持ちになりました。
終わりの方、「桜、幸せ?」と問いかける凛に対し、「はい」と応える桜。そのときの凛の表情が結構印象的で、すごい切なそうな表情をしているんですよね。それを見てこちらの心臓が鷲掴みにされましたし、こんなにも凛は桜のことを大切に思っているんだなと改めて思えた瞬間でもありました。
桜の目の色が若干青に戻って瞳孔も付いているのを見て、桜も少しずつ何かから解放されて前に進んでるんだなと見ていて感じました。自分を責めることばかりだった桜が自らの昏い部分を受け止めて前に進んでいく様は、成長しているんだと思えて……。同時に流れていた「春はゆく」の歌詞が本当に刺さりました。
それから、士郎とイリヤの姉弟/兄妹関係の話でも涙腺が崩壊してしまいまして。原作でもかなり泣いたんですが、映画でここまで泣かされるとは思いませんでした。
兄貴は妹を守る。お姉ちゃんは弟を守る。血の繋がりはなくとも確かにそこには姉弟、兄妹としての繋がりが確かにあって、特に大聖杯の門を閉じようとするイリヤの表情があまりに晴れやかで、幸せそうで、精一杯やりきったんだなと。
あそこで「生きたい」と叫ぶ士郎がまたあまりに人間らしくて、桜が士郎をきっと変えてきたし、イリヤがその背中を押してくれたのかなと思えました。
イリヤ繋がりで、バーサーカー戦の最後にバーサーカーが声を発して「イリヤを守れ」って言っていたの本当に嬉しかったです。ゲームだとFateルートでしか喋ってなかった気がしたので、オリジナル……? うろ覚えですみません。後で見直します。
セイバーとライダーの戦闘シーンは本当に凄まじかったですね……! ライダーが魔眼を使っている姿がまたかっこよくてかっこよくて……。ライダーのクラスに相応しい動きっぷりがたまりませんでした。アニメーションならではの迫力が本当に凄かったです。
この戦闘の後、セイバーが「シロウ……?」と。どうしてそこにいるのですか? とでも続きそうな雰囲気で声を発しているのが胸に刺さりました。セイバーはやっぱり士郎のセイバーだったんだろうな、と。原作でもすごい儚いシーンだなと思いながら進めていたのを思い出しました。
そして、待っていました。
「――ついてこれるか?」
「――これるか、じゃねぇ……。てめぇの方が……ついてきやがれ!」
このシーン原作を進めているときもすごく印象に残っていて、サントラにエミヤが流れるのもあって好きなんですが……。今回梶浦さんバージョンのエミヤが聴けたことも嬉しいんですが、それよりアーチャーのあの笑顔に全部持っ
て行かれました。もう、大丈夫だなとでも言いたそうな笑顔……。奴の笑顔は反則です本当に。
て行かれました。もう、大丈夫だなとでも言いたそうな笑顔……。奴の笑顔は反則です本当に。
士郎が自室で苦しんでいるときに、左手で突然引き出し漁って凛のペンダントを握りしめたシーンも、アーチャーと凛の切っても切れない縁を象徴しているようで。
「大事なものだから、最期まで持っていないと」(セリフ曖昧)
と言う士郎の表情がアーチャーがしそうななんとも言えない表情をしていて、そこでもグッときていました。このルートだと、凛が初めてアーチャーの真名を確信する場面でもあるんですよね。原作でも泣きましたが、やっぱり映画でも泣きました。……泣いてばっかり。
HFは一章のときからそうでしたが、映画で初めましての人、というよりは過去のstay night作品、そして原作のファン向けにできているなと思っていて。三章は特に、原作をやっている人だからこそ分かる細かい描写だったり、場面場面の意味があったりもして、本当に濃い2時間だったなと思いました。
まだまだ感想というか、泣いた場面も心動かされた場面もたくさんあるのですが、うまく言葉として纏められないので、ダラダラしないうちに切り上げたいと思います。
「春はゆく」の聴き方がこれまでとガラッと変わりそうです。花の唄、I beg you、春はゆく、の3曲をリピートしながらこれを書いていますが、色んな感情でぐちゃぐちゃにされて、本編を思い出してまた涙しそうになっています。
映画の2回目も、きっと来週には見に行くと思うので、今回とはまた違った発見――特にサントラにも耳を傾けながら、じっくり見たいと思います。
最期に……。trueも好きですが、私normalも好きなので、円盤にはnormalも入ってくれることに淡い期待を寄せて結びとします。
あまりに感情が溢れすぎて文章めちゃくちゃになっているのは自分でも分かっていますが、もう収拾つかないのでこの辺で……。
あとどうでもいい情報ですが、PC版Fateは現在進行形で進めています。先日Fateルートをクリアして、今はUBWです。早くHFまでクリアしたいですね……。
shijima
2019年もお世話になりました
久しぶりにブログを書きます。shijimaです。
すっかりご無沙汰してしまいましたが、一年の締めということで久しぶりにキーボードをパチパチと叩いております。
2019年、思えば大阪インテックスでの即売会から始まりました。つい数年前までは創作活動すらまともにやったことがなかったはずなのに、いつの間にか遠征してまでイベントに、しかもサークル参加までしてしまうとは。きっと昔の自分に言っても信じてくれないだろうなと思います。
それからFate/stay night Heaven’s Feel。私は二章にここまで影響を受けるとは思っておらず、Fate、そしてそこに関わるカップリングにどっぷりとハマっていた一年でもありました。まさかここまでハマるとは……。
カジウラー的にも大きく心動かされた一年でした。
2月の犬フェスに始まり、YKL vol.#15の追加公演、そしてSee-Sawの単独ライブ。この短い一年の間に、三度も生See-Sawを聴けるとは夢にも思っておらず、特に12月の単独ライブは未だに夢心地で現実味が湧きません。Twitterでもライブ直後にツイートしたのですが、本当に、素敵な夢を見させてくれた大事な時間でありました。
また、自分に改めて向き合い、そして問いかける場面が多く、色々と考えさせられました。
犬フェスも、実は最初申し込みする気はなかったのですが、長い付き合いのフォロワーさん数名に煽られ半分ノリで抽選の申し込みをしたので、煽ってくださったフォロワーさんには感謝の気持ちでいっぱいです。こんなこともあるんだな……としみじみと思いなら当日はライブを楽しませてもらいました。
3月のイベント後は少し仕事の方に注力したいのもあり、同人活動は控え目に過ごしていました。資格試験終了後はもう少し活動再開できる予定でしたが、仕事が繁忙期なこともありなかなか元のようにはいかず、結果今年は前半だけであまり活動ができませんでした。
個人的には不完全燃焼でしたが、それでも過去の作品を見てくださったり、応援してくださる貴方がいつもいて、そこに救われた部分はとても大きく、大変恵まれた場所に自分はいるんだなということを改めて感じました。改めて、感謝申し上げます。
来年に向けて年末から少しずつ動いてはいます。ただ3月頃までは確実に仕事が繁忙期なのと、やはり私生活をこなしてこその趣味にはなるので、今後どうなるかは私にも分かりません。正直、気を抜けば体調が一気に崩れるような予感もあるので。
できれば良いお知らせが皆様にできるよう、ただ無理はしすぎないように、来年は頑張っていきたいなと思います。
最後になりますが、今年も一年、本当に沢山の方々に支えられ、とても濃い一年を送ることができました。本当にありがとうございます。
毎年同じことを一年の終わりに思いますが、来年こそは自分が少しでも納得できる、何かが成長している一年になればいいなと思います。そのための努力も積み重ねていければ。
相変わらず私はマイペースに突き進みますが、来年もどうぞよろしくお願いいたします。残り僅かですが良いお年をお過ごし下さいますよう。
shijima
CC大阪ありがとうございました!
こんばんは、shijimaです。
遅くなりましたが、先週はCOMIC CITY大阪118へ足を運んでくださった皆さまありがとうございました!
差し入れもたくさんいただいたり、お声掛けいただいたりと、初めて参加した大阪のイベントでしたが、本当に楽しい時間を過ごすことができました。
新刊の「プログレキリアスミニアンソロジー」も、会場頒布と通販で無事完売となりました。お手に取ってくださった皆さま、本当にありがとうございます。少しでも楽しんでいただけていれば幸いです。
また、アンソロジー、さらにSAOプチオンリーのペーパーラリーのペーパーにまで寄稿くださったジャックさん、お忙しい中素敵なお話を、そして当日も売り子としてお手伝いありがとうございました!
ジャックさんには、ペーパーラリーのお話もアンソロジーのお話も、数ヶ月後から再録OKを出しているので、きっとどこかで出していただける……はず(笑)
私の分もいつかどこかで再録しようと思っています。すぐではなく、一年後、二年後にはなってしまうと思いますが……。
さて、私は次の3月のSAOオンリーに向けて原稿をやり始めたところです。無事に新刊出せるように頑張りたいと思います。またコピー本になってしまう可能性は大ですが……できればちゃんと入稿したいですね。
次もプログレキリアスの予定です。中身をどうしていくかはまだ未定ですが、お話がたくさん詰められればいいな……。また情報が出せるようになったらここでお知らせしたいと思います。
2019年、明けましておめでとうございます
明けましておめでとうございます。
shijimaです。
とうとう来てしまったな、2019年……。
2018年は本当に駆け抜けるようにあっという間で、でも濃い一年を過ごせたような気がします。
twitterでも言ったんですが、一人でも生きていけるような力を付けないと、と思いながら日々過ごしているところがあって、実際そんな力も付いてきてはいると思うんですね。
ただ、年末になって一年を振り返った時にやっぱり色んな方の存在があって、たくさん助けていただいて、人と人の繋がりって大事なんだなと毎年毎年思います。
それはいつもオフ会で遊んでいる方とか、twitterでよくお話する方だけではなくて、作品を読んでくださった貴方、感想をくださった貴方、にも言えることで、本当にありがたいことだなといつも思っています。
こんな場ではありますが、改めて、昨年もありがとうございました。
今年もマイペースに、その時の自分がいいと思えるような創作ができればと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!
最後に……
twitterアイコン用に描いた新年キリトさんをペタッとしておきます。
サイト開設1年が経ちました
いつもここまで足を運んでいただきありがとうございます。
shijimaです。
今のサイトを開設して、本日で1年が経ちました。ありがとうございます!!
ここにたどり着く前に、ブログやら他のサイトやらを転々としながら小説を掲載していましたが、なんとか自分の気に入った場所に落ち着くことができました(笑)
いちばーーーん最初にネットにSAO二次小説を上げていたのはブログでした。
それ専用のブログを作って、ぽんぽんと。
ただ作品が増えるごとに「なんだか見辛い……」となったので、フォレストさんのホームページへお引越ししました。
昔さくらの二次小説を書いていた時に使っていたこともあり最初は良かったのですが、やっぱり作品が増えるうちに「見辛い……使い辛い……」となり、自分でHTML組んでサイトを作ることにしました。
今はpixivがある便利な世の中なのでわざわざサイトを作ることはないと思うんですが、そこは自分のこだわりというか、なんというか……。
なんとなくないと落ち着かなくて、作ってしまいました。自由にいじれる箱庭ですしね。
そんな箱庭ですが、pixivと上げている作品はin the hospital以降ほぼ被っています。
にも関わらず、こんなところまで来ていただいて、かつ、作品まで読んでいただけることが本当に嬉しく思います。
SAOの二次小説に手を出したきっかけは、pixivのキリアス小説や漫画をほぼ見終わってしまった時に「書きたい」と衝動的に思ったからという単純な理由です。
今も二人のこんな話が書きたいな、という理由だけで書いています。作品やカップリングへの感想を書き連ねているような気分でもあります。普段事細かに感想とか言うのは苦手なので、書いた作品に混ぜて……ではないですけど。
自己満足の世界ではありますが、もし一人でも読んでくれる人がいるなら、読んだ時に自分が作品、カップリングに対して思っていることが少しでも伝われば嬉しいし、もし伝わらなくても、良かったと思ってもらえたらすごく嬉しい。
そんな気持ちでいつも書いています。
最初に書き始めた時は、十人見てくれたら万々歳だなと思っていたのですが、それを優に超える方々に読んでいただけて、感想までいただけることもあって、自分でも驚いていると同時に、本当に嬉しいです。
pixivに最初から作品を上げていなかったのにはいくつか理由はあって、正直今も、本当にpixivに作品を上げ始めて良かったのだろうかと迷うことがあります。
サイトとは違って良くも悪くも人目につきやすい場所ですし、何より目立つので。
(できれば人目に付かずこっそり隠れていたいタイプ)
何が正解だったのかは、おそらく答えは出ないと思います。
でも、そこへ上げたことで親しくしてくださる方々、私の作品を知って話すきっかけになった方々がいることは事実で、いいこともたくさんありました。
嫌な思いをしたことだっていくつもありますし、もう隠居しようかと思ったことだって何度もあります。
それでももう少しだけやってみようかと思えたのは、読んでくださる方を含めた周りの方々のおかげですし、人に恵まれているなといつも思っています。本当に感謝の気持ちしかありません。
この先、できれば長く(10年とか20年とか)創作を続けていきたいとは思っていますが、本当にそんなにできるかなんてやり続けてみないと分かりません。
ただ書きたいものはまだまだたくさんありますので、よほど何かがない限りあと3年くらいは最低でもやっているんじゃないかなと思います(笑)
自分が書ける精一杯を、そのとき書いた作品に全て込めて。自分がいいと思える作品を。
読んでくださる人がもし一人でもいるのなら、できれば読んだ時に喜んでもらえるような作品を。
これからもそんな気持ちで作品作りが続けられれば。
もしかしたら別ジャンルの創作したいと突然言い始めるかもしれないですが、それでもSAOを全く書かなくなることはないと思います。好きなものはどんどん増えていくタイプなので。
もし知っている作品、興味があるようなものであったなら、読んでいただけるととても嬉しいです。
長くなりましたが、いつも作品を読んでくださる方、オフ本を買ってくださる方、サイトまで足を運んでくださる方、お一人お一人に改めて感謝を。
そしてこれからも、よければお付き合いいただけますと幸いです。
shijima